蓮根バプテスト教会

巻頭言

2026年7月12日

主イエス・キリストが臨在される教会

 先週まで約三週間にわたってアメリカのバプテスト教会を訪問してきました。アメリカのキリスト教会はどこに行っても日本の教会よりも多くの人々が集まっています。若い人も子どもたちもたくさん教会に来ます。本当にうらやましい限りです。やはり、アメリカという社会の土台には聖書があるし、社会全体にキリスト教の文化が根付いているのだと思います。
 でも今、アメリカの多くの教会が聖書のみ言葉ではなく、この世のお金や名声や社会的地位や権力に心を奪われ世俗化しています。その悲しい現実がアメリカのあちらこちらで見受けられます。アメリカのキリスト教の歴史においても、現代のアメリカのキリスト教は、多くの教会で世俗化が進行し、霊的に大変厳しい時代を迎えていると言えるでしょう。
 今回の伝道の旅で最も痛切に感じたのは、キリスト教会の本質は、教会に来ている人数が多いか少ないかではなく、また、若い人が多いかお年寄りが多いかでもなく、教会の一人一人が主イエス・キリストの臨在に生きているかどうかであるということでした。もし、クリスチャンの一人一人が主イエスの臨在の現実に生きているなら、教会に争いはなく、キリストの愛に満たされ、愛し合い、赦し合うキリストを信じる者の群れとなっていることでしょう。


主任牧師 髙木康俊

巻頭言

2026年7月5日

イエスの弟子として主のわざに満ち溢れ

 2000年前、間もなく十字架に掛けられるイエス様はこれから起こる事のすべてを知っておられましたが、弟子たちは何も分からずに的外れなことばかりを口にしていました。『なぜ無駄遣いをするのか』と。無理もありません。十字架の贖いはまだ訪れず、この世の価値観から抜け出せなかった彼らだったからです。その人の一途な痛みを判りようがなかった彼らだからです。隣人の事を考えているようで自分の事しか考えられなかった彼らだからです。しかし、イエス様はそのような彼らだからこそ、その一人一人を選び、弟子となさり愛し抜かれました。ですので、私たちも欠けだらけで良いのです。情けない私たちで良いのです。いや、そのような私たちだからこそイエス様は私たちを選んでくださり愛し、育ててくださっています。ペテロ達がイエス様の十字架の死と復活によって方向間違いに気付き、聖霊降臨によって全く違う者へと変えられて行ったように、私たちも主のわざに満ち溢れるとき、この教会に、この日本に、この世界に主の平安が満ち溢れリバイバルが起こされていくのです。主よ、感謝します。


牧会担当牧師 小勝琢生

巻頭言

2026年6月28日

道は開かれる

 2000年ほど前、キリストより使徒たちに委託された福音の種は地の果てに向かって蒔かれ、凄まじい勢いで広まっていったと思われます。その時代はローマ帝国が勢力を拡大した時代であり、周辺諸国への侵略が続いていました。そのような時代、神に召された使徒たちは全身全霊をもってキリストによる救いを異邦人に宣べ伝えたのです。とりわけ異邦人伝道の中心的役割を為すに至った使徒パウロによる働きは福音がユダヤの壁を越えて全世界へと拡がる為の大きな推進力となりましたが、その計画を押し進めたのはキリストの霊、聖霊です。聖霊は日々パウロに愛と勇気と力を与えながら未だ見えぬ未来へ続く道を切り開かれたのです。私たちもその方を頼りにして神に祈り求めるのであれば、パウロが受けた神の力によって勇気づけられて日々を生き抜くことが可能となります。明るい未来を創るのは私たち人間でありますが、その背後にキリストの愛の力をもって働かれる神がおられることを信じて祈る時、あなたの明日の道は開かれます。


牧会担当牧師 山本龍一郎